みなさん、こんにちは!21歳ルポライターのみくです。最近よく取材で大阪に行ってるんですけど、もう街は完全に万博モードになってて、正直私もめちゃくちゃ楽しみにしてるんです。でも先週、友達のLINEグループで「これマジ?」ってSNSのスクショが回ってきて、見たらイラッとしちゃったんですよね…。それが今日のテーマです。
「50分550円」で利用できる万博フードコートの有料席。
これ、初めて見たとき「え?席だけでお金取るの?バカじゃないの?」って思いました。絶対炎上するじゃんって。でも、色々調べていくうちに、単純に「ひどい!」で片づけられない複雑な問題だと気づいて。今回は、その真相に迫ってみました。
フードコート有料席って何?基本情報を整理してみた
まずは基本情報から整理していきます!私、この件について知人の万博関係者に直接聞いてみたんですよ。で、分かった範囲でまとめると…
- 場所:大阪・関西万博の会場内フードコート(複数か所設置予定)
- 料金:50分で550円(税込)
- 利用方法:完全予約制(公式アプリか何かで予約、当日も空きあれば予約できるかも)
- 席の特徴:詳細不明だけど、テーブル付きで普通の席より快適らしい。充電用コンセントもあるって噂も。
「なんでこんなシステム?」って聞いたら、表向きは「混雑緩和」「快適性向上」が目的だって。でも私、それだけじゃないと思うんですよね。本音は…もっと深い理由がありそう。
私なりに考えてみました↓
- マジで混雑ヤバそう:万博って人がめちゃくちゃ来るじゃないですか。私、去年フランスに旅行した時、パリのフードコートがとにかく席なくて、結局30分以上ウロウロして諦めたんですよ。もう最悪でした。席争奪戦で騒動が起きるとか、みんな立ち食いで不満爆発とか…想像したくない光景ですよね。それを避けたいなら…分からなくもない。
- 体験の差別化:これ、ディズニーのファストパスとか、飛行機のビジネスクラスみたいな感じですよね。全員同じじゃなくて、「お金出してもいいから快適に過ごしたい人」向けのオプション。
- 収益源にしたい:これは正直あるよね〜。友達の万博ボランティアの子も「裏では予算のことめっちゃ言ってた」って言ってました。でも、その収益がイベント全体の質向上に使われるなら、ある程度は許せるかも…?
- 来場者のデータ取りたい:予約情報からどんな人がいつ、どこを利用するか分かると、運営側にとって貴重なデータになりますよね。今はビッグデータの時代だし。
ここまで考えると、単純な「席をお金にする」話じゃなくて、万博という特殊なイベントならではの運営戦略の一部なんだなって思います。でも納得いかない人がいるのも分かる…。
SNSで「炎上」してる理由…本音を探ってみた
XとInstagram見てたら、もうこの有料席への批判の嵐なんですよ。私もいくつかコメントしちゃいました(笑)。でもなんでこんなに怒ってる人が多いのか、ちょっと深掘りしてみます。
批判派の声
見かけた生の声をそのまま載せてみます:
- 「公共の場でお金取るなんて信じられない!万博って税金も使ってるんでしょ?ふざけんな!」
- 「お金ある人だけ快適に過ごせて、ない人は不便を強いられるって不平等じゃん。貧乏人は立ってろってか?」
- 「50分550円って高すぎでしょ。その値段でランチセット買えるよ。ぼったくり」
- 「100%有料席作ったら、絶対無料席減らすじゃん…またこれだよ」
こういう怒りのコメント見てると、みんなの怒りの根源って「公平さ」への期待なんだなって気づきました。万博って「みんなのための祭典」ってイメージあるし、私たちの税金も使われてるわけだし、そこに経済格差持ち込むのは違和感あるんですよね。私も最初は「マジでクソだな」って思いました。正直言うと。
でも、友達と議論してて不思議だったのが、「公平」って考え方自体がめちゃくちゃ複雑だってこと。全員同じ体験が「公平」なのか、それとも選択肢があることが「公平」なのか…。これって、哲学の授業でやったことある話じゃないですか?笑 結構深い問題なんですよね。
あとSNSって、「分かりやすい対立」が炎上しやすいんですよ。「金持ち vs 庶民」みたいな単純な構図になると、みんな感情的になる。でも現実はもっと複雑だろうなって思います。
…ってごめんなさい、ちょっと話が難しくなっちゃいました。哲学科の友達と最近この話してて、つい熱くなっちゃったんです。すみません…次行きます。
でも「神」って言ってる人もいる!有料席の本当の価値は?
批判の嵐の中、「ぶっちゃけこれマジで助かる!」って言ってる人も見かけるんですよね。最初は「どんな人が擁護してんの?」って思ったんですけど、色々見てると意外と理由があるっぽい。
有料席の本当のメリット
時間の節約
これが一番大きいかも。万博会場って想像してみてください。めちゃくちゃ広いじゃないですか。「食事のために1時間並ぶ」とか「席探して30分ウロウロ」とか…そんな時間あったら、もっと他のパビリオン見たいですよね。特に平日休み取って行く人とか。
私、去年、授業の課題でミラノ博覧会行ったんですけど、あそこのフードコートがマジでカオスすぎて何も食べられなかった体験あるんです。友達と「もうケーキとコーヒーだけでいいから座りたい!」って言ってたのに、結局諦めてコンビニのサンドイッチ買って外で立ち食いしました…悲しすぎた。あの時、有料席があったら絶対使ってました。たぶん550円どころか1000円でも払ってた(笑)。
「確実性」という安心感
予約できれば、確実に座れる。この安心感って、本当に価値あると思います:
- 子連れファミリー:私の姉が2歳と5歳の子供連れて行くんですけど、「子供がぐずる前に座りたい!立ってたら絶対泣く」って言ってました
- 高齢者と一緒の人:祖母の介護してる友達は「おばあちゃん連れてくのに、席ないとか絶対無理」って
- 大人数グループ:10人で行く予定の友達は「バラバラになったら集合に1時間とかかかりそう」って心配してた
- スケジュールギッシリな人:「パビリオン予約したから、その合間に効率良く食べたい」って人も多いはず
快適さとストレス軽減
無料席って、周りうるさいし、席狭いし、荷物置く場所ないし…。結構ストレスフルだと思うんですよね。有料席エリアが少し区切られてて、席間隔広くて、荷物置けるスペースあったら、それだけでだいぶ違うと思います。ストレス減らせるなら、それだけでお金の価値あるかも。特に万博って一日中歩き回るし、少しの休憩の質って大事だと思うんです。
こんな人には有料席がオススメかも?
取材して分かったことを表にまとめてみました!(あくまで私の予想も含みます)
ユーザータイプ | 有料席を選ぶ可能性 | 主な理由(メリット) | 懸念点(デメリット) |
---|---|---|---|
子連れファミリー | 高い | 確実性(絶対座れる)、ストレス軽減、計画性 | 価格(人数分だと高額)、時間制限(50分は短い?) |
高齢者同伴グループ | 高い | 確実性、快適性(休憩)、体力温存 | 価格、予約の手間(ITスキル?) |
時間重視の効率派 | 高い | 時間節約(並ばない)、計画性 | 価格(価値観次第) |
大人数グループ | 中~高い | 確実性(まとまって座れる) | 価格(総額)、予約の調整 |
予算重視の学生・若者 | 低い | (メリット感じにくい) | 価格最優先 |
時間に余裕のあるソロ・少数 | 低い | (無料席で十分対応可能) | 価格、必要性の低さ |
この表作りながら気づいたんですけど、「誰にとって価値があるか」って本当に人によって全然違うんですよね。私みたいな大学生は「お金ないし使わないかな〜」って思うけど、子どもいるママ友は「絶対使う!むしろ安い!」って言ってました。小さい子供と一緒に席探すストレスを考えたら、550円なんて安いものだって。
でも、一人暮らしの学生には「昼ご飯代上乗せは辛すぎる…」ってのもすごく分かる。こんな風に、立場によって見方が180度変わるのって面白いですよね。
有料席問題から見える現代社会と私たちの価値観
ここからは、ちょっと深い話をしたいんです。これ書きながら、社会学の授業で学んだことをいろいろ思い出しました。
この有料席問題って、単なる「万博の席」の話じゃなくて、現代社会そのものを映し出す鏡みたいな気がするんですよね。
「時間効率」至上主義の現れ?
今の時代、本当に「時間の無駄をなくしたい」って価値観が強いですよね。コンビニの自動レジ、アプリで並ばず注文、キャッシュレス決済…全部「時間短縮」のため。有料席もこの流れの一環なんでしょう。
私も正直、効率厨なとこあります(笑)。でも先週、電車遅延で知らない人と話す機会があって、めっちゃ面白い人だったんですよ。こういう「偶然」って、効率だけ追求してたら絶対出会えなかったなって。待つ時間や偶然の出会いも、人生の醍醐味だったりするんですよね。
あ、またちょっと変な話になっちゃいました…。私、こういうの考えるの好きで。ごめんなさい。
「公平性」って何?改めて考えさせられる
批判の中心にある「公平性」。大学の倫理学の授業で習ったんですけど、「結果の平等」と「機会の平等」って全然違う概念なんですよね。
有料席があっても、十分な無料席があれば、それは「選択肢が増えた」とも言える。でも実際は無料席減るかもしれないし…。難しい問題です。
これって社会の色んな場面で議論されてることですよね。電車のグリーン車、映画館のプレミアムシート、ライブの最前列席…。「快適さにはお金払うべき?」「公共性高いところは全部同じサービスがいいの?」って議論。
私、学生時代にバイト先でサービス業やってて、「お金払った人には特別扱いして」って言われて、なんか違和感あったんですよね。でも会社側からしたら当然なんでしょうけど。
るんだと思います。
おわりに:私たちはどう向き合うべき?
長々と書いてきましたが(文章まとめるの下手くそで…すみません)、最後に私の考えをシェアします。
この有料席問題、友達と喧嘩するほど議論したけど、結局たどり着いたのは「表面的な賛成反対じゃなく、もっと複雑に考えなきゃだめじゃん」ってことでした。
私が思うに、大事なのはこの3つかな:
- できるだけ多くの情報を集めること(運営側の意図、実際のサービス内容、実際の無料席の数など)
- 自分がなぜ怒ってるのか、または喜んでるのか、を客観的に見つめること
- 「どうすれば多くの人が納得できるか」を考えること
ちなみに私の提案としては、以下のような改善案はどうかなって思うんです:
- 無料席の十分な確保を明確に約束する(例:フードコート席の〇〇%以上は無料席)
- 有料席の利用状況をリアルタイムで公開(「今空いてます」とか「混雑中」とか)
- 子連れや高齢者など、必要性の高い人への配慮(優先枠など)
将来的には、この「有料オプションサービス」がもっと増えていくんだろうなぁ。それが「未来の当たり前」になっていくのかも…。でも、そうなるなら、みんなが納得できる形で進むべきだと思います。
私自身は万博、絶対行きます!友達と大学生グループで行くなら有料席は使わないと思うけど、高校生の妹連れて行くときは使うかもな…。状況次第ってことですね。
思ったより長文になってしまいました!最後まで読んでくれてありがとうございます。みなさんはどう思いますか?この有料席、使いたいですか?使いたくないですか?コメント欄で教えてくださいね。意見を聞かせてもらえると嬉しいです!
記者 みく(21歳フリーランスルポライター)
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